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高速バス運転手の基準超残業 一関労基署が東日本急行に是正勧告

 高速バスの運転手に基準を超える残業をさせたとして、一関労基署が東日本急行(仙台市)の一関営業所(岩手県一関市)に是正勧告をしていたことが1日、同署などへの取材で分かった。一関営業所が運行管理するバスが高速道路で降りるインターチェンジ(IC)を間違うなどのミスが多発しており、東北運輸局岩手運輸支局も一関営業所を調査している。
 関係者によると、一関営業所では4月以降、複数のバス運転手の拘束時間が国が上限として定める基準(週最大71.5時間)を超えており、労基署が7月18日に改善を促した。
 一関営業所では4〜6月、客を乗せたバスが東北自動車道で降りる予定のICを通過したり、道を間違ったりする運行ミスが計5回あった。労基署の通報を受け岩手運輸支局も調査に立ち会った。今後、長時間労働との因果関係を調べるとみられる。
 同社は別の会社への路線委託や運転手の増員など、改善計画を労基署に提出する予定という。役員の一人は「運行ミスはあってはならないが、多発したことはたまたまとしか言えない。(関係者は)社内規定に基づき処分をした」と話す。
 東日本急行は仙台と盛岡、一関、登米、栗原各市などを結ぶ7路線の高速バスを定期運行する。岩手急行バス(一関市)が4月に一部業務を停止したのに伴い、運転手らを受け入れ一関営業所を開設したという。


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2019年08月02日金曜日


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