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東北電力女川原発2号機、重大事故時の対応策を議論 県有識者検討会

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、同県石巻市)の安全性を検証する県有識者検討会第18回会合が2日、仙台市内であった。新規制基準で求められている重大事故発生時の炉心損傷防止策などの対応を議論した。
 東北電は、炉心損傷防止に必要な原子炉内の減圧や注水について、既存の非常用設備と新設する代替設備を併用する方針を説明。外部電源を喪失し、冷却装置が作動しない場合には、直流電源で動く注水システムや屋外に配備する送水ポンプを活用する。
 有識者からは「設備の充実は大切だが、きちんと機能するのか」などの意見があった。東北電は「確実に動くかどうかチェックしていく」と述べた。
 地震に伴う津波対策も議題に上り、東北電は海抜29メートルの防潮堤や建屋内の浸水対策で海水の流入を防ぐ考えを強調。担当者は「もし津波が防潮堤を越えたとしても、炉心損傷が起きないよう対策を講じる」と理解を求めた。


2019年08月03日土曜日


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