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出征兵士の思いを紹介 北上平和記念展示館で手紙や手記展示

戦地から届いた出征兵士の手紙などを集めた特別展

 岩手県北上市の北上平和記念展示館で、太平洋戦争終了までに命を落とした学徒兵、農民兵士の手紙や手記を集めた特別展が開かれている。25日まで。
 「わだつみのこえ記念館」(東京)が収蔵する手紙の複製、岩手県農村文化懇談会が集めた農民兵士の手紙など30点を展示した。
 「再び帰って書物の前に座るのはいつの日のことか」という学徒兵の嘆きや、故郷の農地を心配する農民兵士の心の内を伝える。「軍人の妻は常に覚悟していなければいけない」との手記からは、当時の若者の悲壮な覚悟が読み取れる。
 併せて旧藤根村(北上市)出身の兵士が出した軍事郵便も展示した。川島茂裕学芸員は「今は戦後ではなく、もはや戦前。再び戦争の道を進まないよう、当時のことを手紙を通じて知ってほしい」と話す。
 午前10時〜午後4時。入館無料。12、13の両日を除いて月、火曜休館。連絡先は展示館0197(73)5876。


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2019年08月03日土曜日


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