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縄文遺跡群を世界遺産推薦へ、文科相が「準備に取り組む」

 2021年の世界文化遺産登録を目指す北海道と青森、岩手、秋田3県の「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、柴山昌彦文部科学相は2日の閣議後記者会見で「国連教育科学文化機関(ユネスコ)への正式な推薦に向けて、関係自治体と連携し必要な準備に取り組む」と意欲を示した。
 国の文化審議会が7月30日、縄文遺跡群を本年度の世界遺産の推薦候補に選んだことを受けて表明した。政府は来年2月1日までにユネスコに推薦するかどうか検討する。
 文化審議会は昨年7月、縄文遺跡群を推薦候補に選んだが、ユネスコが20年登録分から推薦枠を1国1件に制限。同年の自然遺産登録を目指す「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)と競合したため、政府は同11月に推薦を見送った。
 政府が今回、縄文遺跡群の推薦を決めた場合、17の構成資産の保存活用に地域が一層参画することなどが課題となる。柴山氏は「自治体と協力して推薦書の磨き上げに努め、イコモス(ユネスコの諮問機関)の審査の際、適切に説明できるよう準備する」と話した。


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2019年08月03日土曜日


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