宮城のニュース

仙台七夕花火祭 世代超え愛され50回

仙台花火祭の見どころを語る菅原委員長

◎これまでの歩み、これからの思い JC特別委員長菅原啓太氏

 仙台七夕花火祭は、1970年開始の「ぼくとわたしのお祭り広場」の時代から数えて50回の節目を迎える。仙台青年会議所(JC)特別委員会の菅原啓太委員長(31)に、これまでの歩みと今年の花火祭への思いを聞いた。
 −仙台七夕花火祭の特徴は何か。
 市の中心部で開催することだ。花火祭は、仙台七夕まつりに訪れる市外の観光客らを迎える前に市民や商店主らが士気を高め、地域に対する誇りを強くする機会として始まった。見晴らしのいい沿岸部の方が良いという意見もあるが、七夕まつりの開催地近くで打ち上げることに意味がある。
 −50回の歴史の中で、存続の危機はあったか。
 一つは東日本大震災があった2011年。市民の同意が得られないのではないか、との思いがJCのメンバーにはあった。それでも市民の要望や外部からの支援があり、開催を決意した。
 14年には市地下鉄東西線の工事の影響で広瀬川の河川敷で打ち上げられず、頭を抱えた。東北大の協力で何とか続けられたものの、安全対策のため開催費用は倍増した。企業や個人の協賛を募り、有料席を設けて予算を確保した。一度でも諦めていれば、花火祭自体が終わった恐れもあった。
 −今年のテーマ「つなぐ」にどんな思いがあるか。
 花火祭が始まった当初に見に来た市民が、子どもや孫に花火の思い出を伝えているからこそ、ここまで続いていると感じる。世代を超えて地域への愛着をつないでいる。家族や大切な人と会場に足を運んで仙台の良さを見つけ、ここに住み続けたいと思ってほしい。


関連ページ: 宮城 社会

2019年08月04日日曜日


先頭に戻る