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手交型詐欺、仙台で多発 高齢者宅訪れ現金を直接だまし取る 7月に4件805万円被害

 高齢者宅を訪れ、現金を直に受け取ってだまし取る手交型特殊詐欺の被害が7月、仙台市内で相次いだ。キャッシュカードを詐取される被害も依然として多発しており、宮城県警が注意を呼び掛けている。
 7月17〜19日、太白、青葉、宮城野の各区で計4件、手交型の特殊詐欺による被害が発生。いずれも被害者は70歳以上の高齢者で、現金計805万円をだまし取られた。
 4件とも息子や弁護士、仮想通貨交換業者などを名乗る複数の男から被害者方に相次いで電話があった。被害者は電話で促され、家や近所に来た人物に現金を渡した。同様の手口による被害の発生を受け、県警が各事件の関連を調べている。
 捜査関係者によると、詐欺グループは入手した名簿を基に、県外から電話をかけて標的を定め「受け子」と呼ばれる人物に現金を受け取らせるケースが多い。受け子は県外から訪れ、短期間で立て続けに犯行に及ぶという。
 県内では今年、キャッシュカードを狙った手交型の被害も多発している。県警は金融機関などと連携し、声掛けによる対策や広報啓発に力を入れる。
 県警生活安全企画課の赤間博之管理官は「被害に遭う人は、手口を知っていても虚偽の電話に動揺するようだ。日頃の心構えに加え、不審な電話が来たら必ず相談してほしい」と話す。


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2019年08月04日日曜日


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