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「震災100の教訓」 11日、執筆者ら参加し仙台で出版シンポ 

研究者らが復旧復興のプロセスを検証した「東日本大震災100の教訓」

 東日本大震災の被災地支援に携わる研究者らでつくる「みやぎ震災復興研究センター」は11日、復興プロセスを検証した「東日本大震災100の教訓 地震・津波編」の出版を記念したシンポジウムを仙台市青葉区の市戦災復興記念館で開催する。入場無料。
 本は大学教授や弁護士、医師ら56人が執筆し、今年2月に出版された。応急対応期から復旧・復興期、防災・減災の取り組みなど各ステージの状況を多角的に指摘。仮設住宅の長期化や集団移転事業の遅れ、被災者生活再建支援法の見直しなど課題をまとめた。
 シンポはセンター顧問の塩崎賢明神戸大名誉教授が「阪神淡路から東日本へ 前進できたこと、後退したこと」をテーマに基調講演。被災地の現状を報告するパネル討論や、執筆者によるリレートークもある。
 センター事務局長の遠州尋美元大阪経済大教授は「被災地に密着した研究者らの共著は珍しく、被災者の視点を大切にした。論点を網羅し、復旧復興の全体像を俯瞰(ふかん)できる」と話す。
 午後1時半〜5時15分。連絡先は事務局090(8950)3508。


2019年08月04日日曜日


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