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高田松原祈念公園を案内 陸前高田市、ガイド創設へ

 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市は、市内に整備される高田松原津波復興祈念公園の認定ガイドを創設する方針を固めた。コースやガイド料金を設定するほか、テキストを作成して統一的に案内する仕組みづくりに乗り出す。公園の一部が利用可能となる9月にも運用を始める。
 市観光物産協会が窓口となり、講習を受けた登録認定ガイドが園内を案内する。テキストは市震災検証報告書に基づいて作成し、復興状況も盛り込む。
 敷地面積約130ヘクタールの園内には、津波に耐えて残った奇跡の一本松のほか旧道の駅タピック45、旧気仙中など多数の震災遺構が点在。9月22日には岩手県の震災津波伝承館が開館し、一部区域の利用が始まる。
 市内では民間団体などがそれぞれコースや料金を設定して被災地見学ツアーを催している。これとは別に、公園を訪れる人の利便性に考慮して園内限定の共通基準を設けることにした。
 市は「おもてなしの心で市内の震災の事実や復旧復興の過程、将来のまちの姿を伝えたい」としている。


2019年08月04日日曜日


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