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福島第1原発トリチウム水処分「廃炉までに」 政府小委員会が必要性示す

タンクの建設現場を視察する小委のメンバーら(代表撮影)

 東京電力福島第1原発で汚染水の浄化後に残る放射性物質トリチウムを含む水の処分方法を検討する政府小委員会の山本一良委員長は3日、構内視察後に報道各社の取材に応じ、たまり続けるトリチウム水を廃炉終了時までに処分する必要性を示した。
 山本氏は「(保管は)永久ではない。このエリアがなくなる時は水もなくしたい」と強調。政府と東電が第1原発廃炉のめどとする30〜40年の時間軸で、トリチウム水も処分する考えを表明した。
 処分方法に関しては「風評被害が出ないように、量や濃度、時期を総合的に検討する」と語った。漁業者が海洋放出に反対していることに対し「気持ちは理解する」と述べた上で「(処分しないと)ここはきれいにできない」とも話した。
 小委の会合を9日、8カ月ぶりに開催することも明らかにした。
 3日は小委のメンバー9人が構内を視察。汚染水を多核種除去設備「ALPS(アルプス)」で処理した水を保管するタンクの建設現場などを見て回った。


2019年08月04日日曜日


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