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<参院選>自民 宮城、山形、福島上積み 共闘野党は軒並み前回割れ

 7月の参院選で、東北6選挙区(改選数各1)で2勝4敗と負け越した自民党の比例代表得票数は2016年の前回と比べ、現職が当選した福島に加え、議席を失った宮城、山形両県でも上積みした。選挙区で共闘した野党各党は、軒並み前回を割り込んだ。
 自民が東北各県で獲得した比例票、前回との比較は表の通り。全体では5万6000票減。投票率が12.37ポイント低下した青森で6万票近く減らした影響が大きい。
 宮城は現職が敗れた選挙区とは対照的に、前回に比べて2万票を増やした。選挙区の改選数が2から1に減り、比例に回った現職が県内で3万5000票を獲得したことが一因とみられる。
 各選挙区で自民候補を支援した公明党は、主戦場の比例で苦戦した。宮城が前回比2万5000票減の10万6000票となったのをはじめ、東北全体で7万2000票少ない40万7000票にとどまった。自民現職が3選を果たした福島だけ前回を超えた。
 対する野党は、選挙区で発揮した共闘効果を十分に反映できなかった。
 前回参院選で旧民進党は東北で101万6000票を獲得。立憲民主、国民民主各党に分かれた今回は、立民が自民に次ぐ62万2000票、旧自由党(前回は生活の党)を吸収した国民も36万5000票を集めたが、その合計は旧民進を下回った。
 共産党は宮城で2万票以上減らし、東北全体でも8万3000票少ない30万7000票に落ち込んだ。日本維新の会は東北で微減の17万票。社民党は12万1000票で、5万票の大幅減となった。
 今回初めて議席を得た政党は、東北の比例でも一定の存在感を示した。れいわ新選組は東北で候補を立てずに、14万8000票余りを獲得。6選挙区に候補を擁立したNHKから国民を守る党は6万9000票を掘り起こした。


2019年08月04日日曜日


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