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<甲子園>東北に大旗を(上) 各県代表の戦力紹介

八戸学院光星
花巻東
秋田中央

 令和初の甲子園大会となる第101回全国高校野球選手権大会が6日、開幕する。東北からは八戸学院光星(青森)花巻東(岩手)仙台育英、秋田中央、鶴岡東(山形)聖光学院(福島)が出場する。夏の大舞台で東北勢初の優勝に挑む6校を紹介する。

◎八戸学院光星 2年連続10度目(青森)

チーム打率4割超える

 ノーシードで挑んだ青森大会は全6試合で72得点と圧倒的な打撃力を見せ、昨年夏から3季連続で甲子園への切符を手にした。今春の選抜大会と春の県大会で初戦敗退を喫した悔しさをばねに、悲願の大優勝旗獲得を目指す。
 チーム打率は4割2分5厘。打率6割に迫る武岡、6本塁打20打点の近藤、5本塁打10打点の原らが打線をけん引する。決勝の弘前学院聖愛戦では初回に8点を先取し、流れを引き寄せた。
 主戦の右腕山田は145キロの速球が持ち味。左腕横山は青森山田戦で公式戦初となる完投勝利を挙げ、成長著しい。6試合で2失策の守備は内外野とも堅実だ。
 仲井監督は「春の悔しさもあり、勝ちたいという気持ちは強い。足元をしっかりと見つめながら一戦必勝で頑張っていきたい」と意気込む。

◎花巻東 2年連続10度目(岩手)

投手層厚く高い機動力

 高校最速右腕、大船渡の佐々木対策に万全を期して臨んだ岩手大会は打線がリズムを崩し、てこずる試合も少なくなかった。
 それでも持ち前の粘りを発揮して6試合中3試合で逆転勝利。大船渡との決勝は、打力と機動力がかみ合って10安打12点と完勝した。昨年は初戦敗退だった甲子園での雪辱を期す。
 チーム打率は3割1分3厘。中村を中心に2年生ながら長打力がある田村、水谷が中軸を固める。決勝では6盗塁を決めるなど、俊足好打の選手をそろえた。
 チェンジアップやスライダーを駆使して打者を手玉に取る右腕中森が先発し中盤以降は最速149キロを誇る主戦の右腕西舘に継投するのが勝ちパターンだ。
 佐々木監督は「投手層の厚さ、高い機動力と今年は戦力が整っている。一戦一戦全力で戦い、上位を目指したい」と意気込む。

◎秋田中央 45年ぶり5度目(秋田)

打線全試合で2桁安打

 打線は5試合全てで2桁安打を放った。失点も8と少ない。勢いに乗る打線と安定した投手陣で、秋田県勢として昨夏甲子園で103年ぶりに準優勝した金足農に続く快進撃を目指す。
 4番斎藤は打率4割2分9厘をマーク。準々決勝以降5番に座った1年生の捕手野呂田は準決勝の満塁弾など打率5割、8打点を記録した。6番斉藤も打率が5割を超え好調だ。打線を引っ張るこの3人の前に走者をためて得点したい。
 主戦の右腕松平は全試合に先発し、32回2/3を自責点2。130キロ台の直球にスライダー、カーブを織り交ぜ、打者を手玉に取る。左右に投げ分けるコントロールも抜群で、打たせて取る投球が持ち味だ。
 佐藤監督は「秋田大会で5試合とも違う試合展開を経験し、自信を深められた。ミスが出てもチーム全体でカバーし、一つでも多く勝ちたい」と意気込む。

※メンバー表の◎は主将、丸数字は学年


2019年08月04日日曜日


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