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白球通し日韓交流 韓国の大学野球選抜チームが来仙

試合後に健闘をたたえ合う東北福祉大(右)と韓国大学選抜チーム

 韓国の大学野球選抜チームが2日に来日し、仙台市で東北福祉大などと交流試合を行っている。開催は今年で3年目。元徴用工問題や輸出規制強化で日韓関係が悪化しているが、両チームの関係者は「このような時期だからこそ若者同士の交流が必要」として実施に踏み切った。

 延世(ヨンセ)大、嶺南(ヨンナム)大など13大学の選手29人が来日した。3日は仙台市青葉区の東北福祉大球場で交流試合を開催。韓国チームの外野手が好守備を見せると福祉大ベンチからも拍手が起きた。終了後は互いに握手を交わし、グラウンドで記念撮影する姿も見られた。
 韓国チームの李東錫(イドンソ)監督(世翰(セハン)大監督)は「関係が悪化しているからと言って交流を止めるのは良くない。両国の友好のためにも続けるべきだと考えた」と来日を決行した理由を話す。世翰大4年の孫浩〓(ソンホジュン)主将は「野球を通して互いを学ぶ有意義な機会を得た」と充実した表情で語った。
 東北福祉大の大塚光二監督は「スポーツに国境はない。ここから両国を代表する選手が育って世界の舞台で戦ってほしい」と期待する。韓国チームは8日まで滞在。仙台大とも試合を行い、休養日には仙台七夕まつりも見学する。

(注)〓は準の十が寸


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2019年08月05日月曜日


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