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美里・小牛田の住宅団地 分譲13年で完売 県住宅公社

県住宅供給公社の住宅分譲地が完売した「ゆとり〜と小牛田」

 県住宅供給公社が分譲した美里町の住宅団地「ゆとり〜と小牛田」の473区画が完売した。東日本大震災後の住宅需要の高まりなどで販売が好調に推移し、分譲開始から13年で全区画を売り切った。
 ゆとり〜と小牛田は、JR小牛田駅東地区の土地区画整理事業として1999年、開発が始まった。東北線、陸羽東線、石巻線が交わる利便性を売りに、公社は2006年に分譲を開始した。
 販売が伸び悩んだ時期もあったが、震災を境に状況が一変した。住宅や地盤に目立った地震被害がなかったため、注目が集まった。津波で被災した沿岸部からの移住者もあり、需要が高まった。
 県などによると、購入者は地元・美里町の住民が30%を超えた。隣接する大崎市、涌谷町を含めると、1市2町の住民が50%超を占める。震災の被災者は約20%という。
 団地の総面積は34.5ヘクタール。区画は230〜270平方メートルが多く、価格帯は500万〜600万円が最多。購入者は20代と30代で60%近くを占める。
 県住宅供給公社は「持ち家を求める子育て世代にとって値頃感があったのではないか。震災の影響に加え、企業誘致による移住者の増加も後押しした」と分析した。
 同団地の完売に伴い、県住宅供給公社は分譲事業を本年度で終了する見通しとなった。今後は、県営住宅や災害公営住宅などの管理受託業務に専念する。


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2019年08月05日月曜日


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