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9年ぶりの盆太鼓 地元中学生が披露 福島・富岡

夏祭りで相馬盆唄の太鼓をたたく中学生

 福島県富岡町で2日、夏祭りがあり、地元中学生による伝統の盆太鼓が9年ぶりに復活した。町内で昨年春に再開した富岡中の生徒10人が、夏の夜の舞台で練習成果を披露した。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故前、子どもたちの太鼓は盆踊りの恒例行事だった。元東電社員の榎内正和さん(61)が25年以上にわたって指導してきた。生徒たちは昨年9月から榎内さんの指導の下、盆太鼓復活に向け練習を重ねてきた。
 祭り本番で子どもたちは相馬盆唄の太鼓をたたき、多くの住民らがやぐらの周りに輪を作って盆踊りを楽しんだ。
 富岡二中1年川端悠音(ゆうと)さん(12)は「一生懸命練習してきた成果を発揮することができた。いつもお世話になっている町の人たちに喜んでもらえてうれしかった」と話した。
 榎内さんは「9年ぶりに子どもたちがたたき、盆太鼓継承への希望が見えた。感無量だ」と喜んだ。


2019年08月05日月曜日


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