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元トーキン取締役田中氏、日本加速器学会の特別功労賞を受賞

謝辞を述べる田中さん

 トーキン(白石市)取締役などを務めた田中秀之さん(76)=仙台市=が、日本加速器学会の特別功労賞を受賞した。同社は加速器に使われる耐放射線電磁石の国内トップメーカーで、田中さんは日本の耐放射線電磁石の開発と製造を主導した功績が認められた。
 田中さんは1965年に東北金属工業(現トーキン)に入社。取締役仙台事業所長、トーキンマシナリー(トーキンに合併)社長などとして加速器用電磁石の製造技術を確立した。
 田中さんが製造に関わった電磁石は、高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の加速器に採用されたほか、加速器実験施設「J−PARC」(茨城県東海村)に使われている。
 授賞式は1日、京都市の京都大であり、学会の羽島良一会長が田中さんに賞状を手渡した。田中さんは「材料を使いこなすことが新しい技術開発につながると信じている」と謝辞を述べた。


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2019年08月06日火曜日


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