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自己乗り越え大会新 仙台・みやぎTFCがジャパンパラ陸上初優勝

女子400メートルリレーを大会新記録で制した(左から)高橋、小林、加藤、菅野

 障害者陸上のジャパンパラ大会(7月・岐阜)の女子400メートルリレーT20クラス(知的障害)で、仙台市のクラブチーム「みやぎTFC」が54秒87の大会新記録で初優勝した。指導する浜中一道コーチは「昔の自分を越えようをテーマに臨んだ結果。さらに記録を伸ばしたい」と語る。

 レースには高橋彩文(あやみ)、小林美玲、加藤真希、菅野新菜(にいな)が出場。第1走者の高橋は「大きな大会で記録を出せたことがうれしい。チームワークの大切さを学んだ」と振り返る。左アキレス腱(けん)痛を抱えながらも3走を担った加藤は「痛みを乗り越えて走り切れた」と語った。
 浜中コーチが勤務する県立支援学校岩沼高等学園に通う加藤、菅野と、社会人の高橋、小林が一緒に練習できるのは週1、2度。リレーの要となるバトンパスは「次走者は3歩助走したら手を出す」など具体的な約束事を決めて精度を高めてきた。
 2走を務めた小林は「スムーズにバトンをつなげた。個人としても後半の加速でチームに貢献できた」と納得した表情を浮かべる。
 4人は昨秋から本格的なリレーの練習を取り入れ、400メートルリレーに挑んだのは今回が3度目。最初が56秒台、2度目が55秒台と毎回ベストを更新する快走で、自信を深めてきた。
 普段は自主練習で体を鍛える高橋は「一人で走るより、みんなと練習をした方が楽しい。さらに自分の走りを磨きたい」と意気込む。加藤は「自信のあるスピードでもっと記録を伸ばしたい」と誓った。


2019年08月06日火曜日


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