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日台競演 丸森照らす 10日・斎理幻夜に台南ランタン

2017年12月に大阪市で再現されたランタンの祭典(台南紅椅頭観光倶楽部、宮城インバウンドDMO提供)

 宮城県丸森町中心街の夜を絵灯籠で彩る「斎理幻夜」(町など主催)が10日、斎理屋敷などで開かれる。今年は台湾のランタン祭りでともされる明かり約60点と初めて競演する。斎理幻夜の絵灯籠も今後、台湾で飾られる予定。光が特徴的な祭りを紹介し合い、互いに訪れる観光客の増加を目指す。

 ランタン祭りは台湾の伝統行事。主に2、3月、各地で開かれる。斎理屋敷の庭園には台南市の寺院「普済殿」のランタンを飾る。台南市政府の外郭団体「台南紅椅頭(アンイータウ)観光倶楽部(くらぶ)」から借りた。絵灯籠は約1000点を展示。和の明かりに異文化の風情が加わる。
 ランタンの展示は、観光地域づくり推進法人「宮城インバウンドDMO」(丸森町)が企画した。町と台湾の文化やビジネス面での新たな交流づくりも狙う。
 会員制交流サイト(SNS)を利用し、台湾側に情報発信をしてきた台湾出身の陳柏翰(チェンポーハン)DMO理事は「台湾人に海外でランタンがどのように展示されているかと関心を持ってもらい、訪日につなげたい」と期待する。
 また陳理事は「台湾人の訪日率が高いのに比べ、台湾に行ったことがある日本人の割合は低い」として、アウトバウンド(出国日本人)の増加を望む。「ランタンをきっかけに少しでも訪台客を増やし、仙台と台湾を結ぶ直行便の利用促進になればいい」と話す。
 斎理幻夜の絵灯籠が台湾で展示される時期や場所は未定。
 斎理幻夜は31回目。午後5時半から。屋敷は午後6時15分開門。入場無料。和楽器の演奏や落語なども披露される。屋敷前の通りには夜店が並ぶ。


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2019年08月07日水曜日


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