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持続可能な地域未来へ「SDGsとうほく」設立1周年  活動の展望を語り交流

SDGsにつながる活動例などが報告された交流会

 SDGs(持続可能な開発目標)の啓発活動を進める仙台市の一般社団法人「SDGsとうほく」が設立1周年を迎えた。市内で記念交流会が開かれ、東日本大震災の被災地支援や農業など各分野で活躍する人が「なりたい東北2030」をテーマにスピーチ。SDGsにつながる活動の展望などを語った。

 名取市の農家三浦隆弘さんは伝統野菜を生産し、仙台セリ鍋人気のきっかけをつくった。「400年続いてきた水環境をいかに未来へつなげるか。合理性よりも、そこに住む理由、それを食べる理由を追求することが必要ではないか」と話した。
 石巻市のNPO法人石巻復興支援ネットワーク代表理事の兼子佳恵さんは、震災後に取り組むコミュニティーづくりや女性の起業支援などの活動を紹介。「持続可能な地域をつくるには、自分たちで課題を解決していくという考え方が大切。新しい女性リーダーを育成したい」と力を込めた。
 東北大大学院国際文化研究科の劉庭秀(ユジョンス)教授によるSDGs教育の取り組みや、みやぎ生協の小沢義春執行役員による買い物支援事業などの紹介もあった。
 SDGsとうほくは「東北のいまと未来と、世界をつなぐ羅針盤」の理念の下、2018年7月に発足。仙台市内を中心にセミナーやワークショップを開いている。交流会は7月27日にあった。
 代表理事の紅邑(べにむら)晶子さんは「SDGsにつながるものは暮らしの中にいろいろある。自分ができるSDGsは何か、考えるきっかけを提供していきたい」と語った。


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2019年08月07日水曜日


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