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<E番が選ぶイチワシ>大記録逃すも好調続く

7月19日のソフトバンク戦で惜しくも完全試合を逃し、悔しそうな表情の美馬(右)。左は森山投手コーチ=楽天生命パーク宮城

◎7月 美馬学投手

 前月に印象的な活躍を見せた東北楽天の選手を取材班が選ぶ「E番が選ぶイチワシ」。7月は、惜しくも完全試合を逃したものの、月間防御率1.64と好調だった美馬学投手に決めました。美馬は「ようやくいい投球ができるようになってきました」と話します。
 7月19日のソフトバンク戦(楽天生命パーク宮城)は、八回まで走者を一人も許さない完璧な投球でした。「野手のファインプレーに助けられ、自分も乗っていけました」
 完全試合への期待が高まる中、九回の先頭打者に四球。直後に安打も許し、無安打無得点も逃してしまいましたが、今季チーム初の完投勝利を挙げました。「九回は球場全体が異様な雰囲気で、意識してしまいました。ただ、長い回を投げるのが僕の仕事なので、完投は自信になりました」と振り返ります。
 7月は3試合に先発し、計22回を投げて4失点。防御率は3.80(7月末現在)に改善しました。シーズン序盤に比べ、コントロールし切れない球や抜け球が減ってきたそうです。「ピンチの場面で厳しいコースを狙ってもボールにならず、ストライクゾーンで勝負できている」と好調の理由を説明します。
 開幕から先発ローテーションを守り続け、チームトップタイの7勝を挙げています。登板時に気を付けているのは立ち上がり。「序盤の投球が勝敗に直結します。失点してしまっても、試合を壊さないように切り替えられていることが大きい」と言います。
 シーズン終盤に向けては「去年は最下位で悔しい思いをしたので、今年のようなチャンスはつかまないといけません。優勝を目指してしっかりやっていきます」と先発の軸として投げ抜く決意を語りました。


2019年08月07日水曜日


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