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戦死のカナダ軍人追悼 駐日武官ら献花 宮城・女川

グレー大尉の慰霊碑に献花したカナダや女川町の関係者

 太平洋戦争末期、宮城県の女川湾で戦死したカナダ海軍パイロット、ロバート・グレー大尉の追悼式が6日、同県女川町の慰霊碑前で行われ、大尉の冥福を祈るとともに日本とカナダ両国の友好を誓い合った。
 カナダ大使館員や須田善明町長ら約20人が参列した。駐日カナダ国防軍武官のウグ・カヌエル大佐は「カナダと日本の関係を分断した戦争での犠牲を忍び、今は友情で結び付いた両国の将来をたたえる機会にもなった」とあいさつした。
 須田町長は「悲しい過去もあったが、平和を求める心があったからこそ、共にここまで歩んでくることができた」と語った。
 グレー大尉は1945年8月9日、女川湾で旧日本軍の攻撃を受け、第2次世界大戦でカナダ人最後の戦死者となった。
 碑は89年に女川湾を望む崎山公園に建立され、東日本大震災の地震で破損。2012年8月に町地域医療センター敷地に再建された。


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2019年08月07日水曜日


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