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化学メーカーのクレハ 本社機能の一部いわきに移転へ

 化学メーカーのクレハ(東京)は6日、本社機能の一部をいわき市の主力工場に2020年10月をめどに移転すると発表した。医薬品や農薬などの研究開発部門を生産拠点と近接させて効率化を図り、機能強化につなげる。
 移転する「医療材料研究所」「安全性研究・評価センター」は東京都新宿区にあり、従業員約30人が勤務している。工場に隣接する同社研究所の集積エリアで、既存建物を改修して移転先の施設を整備する。
 企業の地方移転を促す地域再生法に基づき福島県から計画が認定され、法人税軽減や市独自の奨励金交付の優遇措置を受ける。東京23区からの本社機能移転で県の認定を受けたのは、昨年11月に市に一部移転した常磐共同火力に続き県内2例目。
 クレハグループは全従業員約4400人のうち約7割がいわき市で働く。市役所で記者会見した小林豊社長は「製造と研究の相乗効果を高めたい。同じ敷地内にあることで迅速に対応できる」と説明した。


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2019年08月07日水曜日


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