広域のニュース

<南部九州インターハイ>陸上競技/菊池(青森田名部)2位 風を味方に自己新

女子円盤投げ決勝 45メートル92の自己新で2位入賞した菊池
男子5000メートル競歩決勝 22分41秒62で8位入賞した狩野(12)

 南部九州インターハイ第11日は6日、沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムなどで5競技が行われ、陸上女子円盤投げで菊池聖奈(青森・田名部)2位に入った。男子5000メートル競歩は狩野圭祐(宮城・東北学院)が8位入賞。400メートル障害の男子は出口晴翔(東福岡)が50秒57で2連覇。女子は津川瑠衣(東京・八王子学園八王子)が58秒14で制した。

 【男子】
 ▽800メートル準決勝通過者
 「3組」(3)安倍(福島・清陵情報)1分51秒84
 ▽400メートル障害決勝 (1)出口晴翔(福岡・東福岡)50秒57
 ▽5000メートル競歩決勝 (1)宮原空哉(佐賀・鳥栖工)22分10秒29(8)狩野(宮城・東北学院)22分41秒62
 ▽400メートルリレー決勝 (1)中京大中京(愛知=竹内、富田、神谷、河田)39秒91=大会新
 ▽砲丸投げ決勝 (1)アツオビン・ジェイソン(大阪・大阪桐蔭)16メートル89
 【女子】
 ▽400メートル障害準決勝通過者
 「3組」(3)阪(山形中央)59秒71
 ▽決勝 (1)津川瑠衣(東京・八王子学園八王子)58秒14(6)阪59秒48
 ▽400メートルリレー決勝 (1)相洋(神奈川=小川、高島、金子、石川)45秒45(8)山形中央46秒60
 ▽走り幅跳び決勝 (1)北田莉亜イルマ澄江(大阪・摂津)6メートル11
 ▽円盤投げ決勝 (1)近藤未空(愛知・安城学園)46メートル50(2)菊池(青森・田名部)45メートル92

◎菊池(青森田名部)2位/女子円盤投げ45メートル92/風を味方に自己新

 力まずに投げた円盤は風に乗って45メートル92の好記録となった。「最後まで腕を振り切れた」。女子円盤投げで菊池は自己ベストで2位入賞。スタンドの拍手に笑顔で応えた。
 3投目が終わった時点で42メートル55の6位。コーチエリアで父直樹さんのアドバイスを受け、気持ちを落ち着ける。4投目、ちょうど吹き始めた向かい風を受けて円盤がぐんと伸びる。この日一番の記録がアナウンスされると、ガッツポーズを見せた。
 一度は「勝った」と思っただけに、5投目で優勝の近藤(愛知・安城学園)に逆転されたのが悔しい。「まだ力不足。鍛えて出直したい」。競技直後は反省の言葉が先に出た。
 持ち味のスピードある投てきは、円盤と砲丸の選手だった直樹さんから指導を受けた。「中学でもバスケをやろうと思っていたけど『陸上やらないか』といわれ続けた。中1の秋頃にはすっかり夢中になった」。前日の砲丸投げは12位。「円盤も砲丸も両方好き」。投てきと出合えたことを素直に喜ぶ。
 国体やU18選手権で再び頂点を目指す。「全国大会2位の成績はたぶん、お父さんを超えた。でもまだ自慢しません。それは日本一になってから」。むつ市出身。161センチ、75キロ。(岩崎泰之)

 〇…狩野、粘りで8位勝ち取る 男子5000メートル競歩の狩野(宮城・東北学院)は粘りの歩きで8位入賞を勝ち取った。「着順は10位で上の2人が失格になっての入賞。目標を達成してもうれしさは半分」と自分に厳しかった。
 変化の激しい先頭集団のペースについて行けず、レース中盤で離された。それでもラスト200メートルで10位争いをする同じ2年生を振り切り、アジアユース選手権1万メートル4位の実力を示した。
 暑さへの対応やペースを変えたときの歩型の乱れなど課題を再確認した。「ラスト200は応援してくれる友達や先輩を思い出しながら頑張れた。来年は優勝を目指す」と誓った。

 〇…阪6位入賞「すがすがしさと悔しさの中間」 「今はすがすがしさと悔しさの中間です」。女子400メートル障害の阪(山形中央)は59秒48の好タイムながら6位。全力は出せたから表情は明るい。
 冬に右脚を故障して練習再開が4月と出遅れた。これまで培ったハードリングの技術を武器に最後のインターハイに臨み、準決勝、決勝はいずれも自己ベストをマーク。決勝は9台目まで2位につけたが、最後は走力の差が出た。
 昨年4位入賞の東北を代表するハードラー。100メートル障害は2年連続7位入賞を果たしている。「今年は100メートル障害の方が調子が良い」。競技は8日。最後のインターハイを全力で駆け抜ける。


2019年08月07日水曜日


先頭に戻る