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<仙台七夕>東北工大生、飾りに彩り添え15年 令和イメージ色の吹き流し

「令和」をテーマに作った七夕飾りの前で記念撮影する東北工大の学生ら=仙台市青葉区一番町2丁目

 仙台七夕まつりで、東北工大のクリエイティブデザイン学科と建築学科の学生による飾りが、仙台市青葉区のサンモール一番町商店街を彩っている。同大の参加は2005年に始まり15回目。今年は地元企業との産学連携で生まれた飾りも新たに加わり、伝統の祭りに新しい風を吹かせている。

 東北工大は03年、サンモール一番町商店街の近くに「一番町ロビー」を開設。学生有志から「地元の祭りに参加したい」という声が上がり、05年から七夕まつりへの参加が始まった。
 今年は、クリエイティブデザイン学科の学生でつくるサークル「たまごクラブ」と学内公募で集まった約40人が担当。吹き流しの模様や配色案を持ち寄り、デザインを練り上げた。
 テーマは「令和」。日本流行色協会(東京)が新元号のイメージ色に決めた「ウメ・スミレ・サクラ」の3色を採用した。約4メートルの5本の飾りは、並ぶと真ん中の1本を挟んで柄の構成が左右対称になるデザインだ。
 風にたなびく金色の折り鶴の下には5円玉が光る。リーダーを務めた2年高橋龍二さん(19)は「『新しい時代にご縁が結ばれるように』と、みんなで願いを込めた」と狙いを話す。
 一方、建築学科の学生約10人は4本を制作。東日本大震災後の仮設住宅プロジェクトなどで協働してきた今野不動産(仙台市)と連携した。「住」をテーマにした飾りはそれぞれ、東北工大と同社のロゴマークをあしらったくす玉の下に、学生が授業で作製した縦横約10センチの住宅模型が30〜40個連なる。
 同社の本田勝祥経営戦略室長は「例年外注してきたが、学生たちのアイデアが詰まった仕上がりになった。来年以降も続けたい」と話した。


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2019年08月08日木曜日


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