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「キリキリレモン」「オイスタースタウト」 岩手・大槌ビール「新たな名物に」

発売されたキリキリレモン(左)とオイスタースタウト

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町に新しい名物をつくろうと、町内の一般社団法人「コレレ」がクラフトビールの販売を始めた。醸造はいわて蔵ビール(一関市)に委託する。
 レモンとホップの苦みが調和した「キリキリレモン」と、地元産カキを使った濃厚な「オイスタースタウト」の2種類を用意した。
 「キリキリ」は町内の吉里吉里地区にちなんで命名した。地元にレモン栽培の構想があり、実現すれば原料に使うという。
 コレレは、被災した町を活気づけようと町内の若手経営者らが2017年4月に設立。キッチンカーの運営などを行ってきた。
 ビールの委託醸造は17年夏に始まり、イベントなどで注ぎ売りをしていた。ただ酒販免許がなく、これまで未開封の瓶売りができなかった。
 7月に酒販免許を取得したコレレの理事で建築事務所経営の坪谷和彦さん(46)は「味には自信がある。震災後、大槌を大勢の人が応援してくれた。このビールで地元の人と旧交を温めてほしい」と話す。
 当面は通信販売が中心になる。330ミリリットル瓶で600円。連絡先はコレレ080(1065)0069。


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2019年08月08日木曜日


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