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<東北倒産>今年最多44件 7月販売不振小売業厳しく

 帝国データバンク仙台支店は、法的整理による東北の7月の企業倒産集計(負債額1000万円以上)をまとめた。件数は前年同月比14件増の44件で今年最多となり、負債総額は約2.9倍の63億300万円だった。
 県別の倒産状況は表の通り。件数は秋田、福島以外の4県で増え、福島は前年同月と同じ。負債総額は福島を除く5県で増えた。東日本大震災の関連倒産は2件発生した。
 業種別は小売業の11件が最多で、サービス業の7件、建設業、製造業、卸売業の各6件が続いた。原因別は販売不振の39件、形態別は破産の43件がそれぞれ最多。業歴別は30年以上が16件で最も多かった。
 負債額別は5000万円未満23件、5000万円以上1億円未満6件、1億円以上5億円未満14件で小規模倒産が多かった。10億円以上の大型倒産は貸金業の千代田信用(弘前市、25億円)の1件だった。
 仙台支店は「消費低迷や人手不足の影響で小売業の倒産が依然として増えている。震災の復興需要収束により、中小零細の建設業者の倒産も今後増加が懸念される」と指摘した。


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2019年08月08日木曜日


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