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<楽天>延長11回乱戦制す 相手のミス逃さず無安打で4得点 

延長11回、西武に競り勝ち、タッチを交わす東北楽天ナイン

 相手投手の乱調という思いがけない展開で東北楽天に勝ちが舞い込んだ。7−7の延長十一回、西武の7番手マーティンから銀次、田中の連続四球で無死一、二塁とすると、渡辺佳が初球をバント。捕球したマーティンの三塁への悪送球を誘い、労せず勝ち越し点を挙げた。
 無死満塁で登板した森脇からも二つの押し出し四球を選び、さらに浅村の犠飛で1点を加え、相手の自滅で無安打で4点。5時間2分の戦いに平石監督は「西武もしぶといですね。勝てて良かったですよ」。ホッとした表情で振り返った。
 5点差を追い付かれる苦しい展開に勝機を呼び込んだ一人が浅村だ。2点をリードした三回、先頭で右越えソロ。5−4の六回2死三塁には右前適時打で追加点。延長十回と十一回にはそれぞれ中犠飛を放った。4打点を挙げ、苦しむ投手陣を助けた主砲は「打席で何とかしたいという思いがあった。最低限の仕事ができたことは良かった」と手応えを語る。
 チームは苦しい夏場の10連戦を5勝4敗1分けと勝ち越した。「(各チームの順位が)ダンゴになっている状態で置いていかれるわけにはいかない。勝利をつかむためにみんな頑張ってくれた」と平石監督。クライマックスシリーズ(CS)進出へ向けて弾みを付けた。(伊藤卓哉)


2019年08月09日金曜日


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