岩手のニュース

<ほっとタイム>夢かなえ古里の舞台 一関・藤沢出身の小野寺さん

小野寺さん(右)とヒルギさん

 実家を飛び出して10年余、一関市藤沢町出身の小野寺紀文さん(32)が今夏、古里のステージに立つ。
 「ギターで生きていく」。家族が「音楽だけで生活できるわけがない」と猛反対する中、高校卒業と同時に上京した。
 高校時代に新聞配達のアルバイトをして買ったギブソン社のエレキギター「レスポール」を抱えて渋谷、新宿、西荻窪…。ギタリストとしてライブハウスを回った。しかし一向に芽が出ず、21歳で就職。ギターも手放した。
 それでも音楽への思いは断ち切れず、クラシックギターで練習に励んだ。沖縄出身の女性歌手とデュオ「ヒルギ&小野寺のりふみ」を結成した。30歳で念願のCDを全国発売。10日には古里の「藤沢野焼祭」でギターを奏でる。
 先日、小野寺さんが実家に帰省した際、応接間に掲げられた新聞店からの感謝状が目に入った。「新聞配達で培った精神力は夢多き将来に役立つ」。そこで気付いた。「家族はずっと応援してくれていたんだ」(一関支局・金野正之)


関連ページ: 岩手 文化・暮らし

2019年08月09日金曜日


先頭に戻る