宮城のニュース

<ベガルタ>善戦及ばず 二つの微妙な判定が勝負分ける

FC東京―仙台 後半17分、FC東京・ディエゴオリベイラのPKに仙台のGK・ヤクブスウォビィク(中央)が飛びつくもゴールを決められる(佐藤将史撮影)

 仙台は内容で勝って結果で負けた。首位のFC東京を相手に試合の主導権をある程度握りながら、審判の微妙な判定も影響してアウェーで痛い黒星。「少なくても勝ち点1を取れたと思う」。PKで決勝ゴールを許したGKヤクブスウォビィクは悔やむ。
 審判の二つの判断が勝負を分けた。まずは後半12分、浮き球パスに反応した日本代表のFC東京・永井にDFライン裏を素早く取られた。追ったシマオマテが永井を倒したのをPKと判定された。シマオマテは「良いカバリングができていた。後は審判の判断」とやり切れない表情。
 決定的だったのはPK。正面を突いたボールをヤクブスウォビィクが止めたが、審判はゴールラインから両足が離れたとしてやり直しを指示。渡辺監督や選手らの激しい異議にも判定は覆らなかった。「片足を残していたと思うが、審判がそう言うのなら仕方ない」とヤクブスウォビィク。2度目のビッグセーブはかなわなかった。
 これでアウェーは1勝1分け9敗と苦しむが、選手の表情に暗さはない。シュート10本は相手の6本を大きく上回った。前半は守備でリスク管理しながらジャブを仕掛け、後半は一気に仕留める戦略で首位相手に善戦した。「チーム全体ではすごく良い試合」とシマオマテ。渡辺監督も試合後、選手をこうたたえたと言う。「ナイスゲームだった」。(原口靖志)


2019年08月11日日曜日


先頭に戻る