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高齢者と子どもが食卓で交流 「土手内食堂」スタート

カレーを食べながら世代を超えて交流する土手内食堂

 宮城県柴田町船岡土手内地区の住民有志が地域の交流事業「土手内食堂」を始めた。地区の高齢者と子どもたちが食事をしながら会話などを楽しみ、交流を深めるのが目的。今後も学校の長期休み中に開催する予定だ。
 事業を計画したのは土手内地区の主婦高橋みつ子さん(73)。約1000人が暮らす同地区は高齢化が進み、独り暮らしの高齢者が増えるとともに、引きこもりがちになる人も多いという。小学生も約20人しかおらず、子ども会などの活動に支障を来している。
 「昔のように高齢者と子どもが触れ合うことで、地域に活気とぬくもりを生みたい」と高橋さん。地区住民と協力して7月27日、土手内集会所で交流食堂を初開催した。
 メニューはカレーライスを用意。地区に住む独り暮らしの高齢者約40人のうち4人が訪れ、親子連れも含め計約40人が交流した。小学5年の娘と訪れた主婦伊藤理恵子さん(48)は「おいしいカレーを食べながら知らない地域の人と話せた。良い機会だった」と笑顔を見せた。
 高橋さんは「家族と同居していても日中、独りになる高齢者は多い。そういった人たちにも来てもらうよう、活動の幅を広げたい」と語った。


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2019年08月11日日曜日


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