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東松島市の防災集団移転団地 空き区画の一般分譲が好調

15日から一般分譲される野蒜ケ丘地区の8区画。市内外からの申し込みが予想される

 宮城県東松島市が東日本大震災後に整備した防災集団移転団地で、空き区画の一般向け分譲が好調だ。交通の便が良いエリアを中心に仙台市や石巻市などから引き合いがあり、これまで計71区画を全て売却した。15日には野蒜ケ丘地区で残る8区画の一般分譲を始める。
 東松島市は防災集団移転団地7カ所に被災者向け住宅用地717区画を整備。今回の8区画が完売すれば、事業用地を除く全区画の販売が終了する。
 市内最大の野蒜ケ丘地区(277区画)は一般分譲に回った38区画のうち、19区画を市外の世帯が購入した。内訳は仙台市9世帯、石巻市4世帯など。静岡県や栃木県からの購入者もいた。あおい地区(273区画)は31区画中、市内の世帯が28、石巻市は2、仙台市が1だった。
 野蒜ケ丘地区は団地内にJR仙石線東名、野蒜両駅がある。あおい地区は三陸沿岸道矢本インターチェンジ(IC)に近い好立地にある。
 市は2017年、被災者の再建計画の変更などで空いた宅地の分譲を順次始めた。市行政経営課の藤田英俊課長は「野蒜ケ丘は仙台へのアクセスが良く、高台で津波の心配もない。まちづくりが進むにつれ、周辺環境の魅力が出てきている」と話す。
 15日から一般分譲する8区画は市が事業用地として確保していた24区画の一部。事業計画の変更に伴い分譲する。1区画314〜337平方メートル、756万〜837万円で個人に販売する。先着順。連絡先は同課0225(82)1111。


2019年08月12日月曜日


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