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再会喜び踊りの輪 いわき・災害公営住宅

災害公営住宅の広場に懐かしい踊りの輪ができた

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町の町民が多く暮らすいわき市勿来町酒井地区の災害公営住宅で10日夜、盆踊りがあった。各地の避難先からも町民が集まり、周辺の地元住民も加わって古里を思う踊りの輪ができた。
 盆踊りは町民有志グループ「夢ふたば人」が伝統の継承と町民の交流促進を目指し、2012年から同市の仮設住宅で開催。町が町外拠点に位置付ける公営住宅に移り、2年目となった。
 やぐらでは、各地区の芸能保存団体のメンバーらが交代でおはやしを披露。原発事故後初めて加わった下羽鳥えびす会の会長里見透さん(60)は「メンバーは避難先がばらばらでぶっつけ本番になったが、久しぶりに顔を合わせて昔のように楽しめた」と話した。
 近隣住民の姿もあり、酒井第3区長を務める菊池忠二さん(69)は「地元は盆踊りがなくなっているので感激した。双葉町の皆さんと普段から触れ合えるようになるといい」と語った。


2019年08月12日月曜日


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