宮城のニュース

言葉にできぬ思い絵に 自閉症の小5男児が個展 仙台・20日から

個展に向け、準備を進める叶君(右)=宮城県岩沼市土ケ崎の自宅

 自閉症を抱える岩沼西小5年叶煌大(こうだい)君(10)の絵画作品を紹介する個展「目を瞑(つぶ)ったこども」が20日、仙台市青葉区東勝山1丁目の飲食店「cafe HAMAYU」で始まる。30日まで。
 サインペンで描くカラフルな色使いが特徴。虹色に彩った「目を瞑ったこども」や、黄色を基調としたパンダのキャラクター「はちみつぱんだ」、自宅で飼っていたウーパールーパーを題材にした作品など約20点の展示を予定している。
 叶君が絵を描き始めたのは自閉症と診断された5歳の頃。カレンダーや学校のプリントの裏など手近にある紙を使い、アニメのキャラクターやロボット、怪獣など興味の赴くままサインペンで一気に書き上げる。
 母の久美さん(40)は「煌大にとって絵を描くのはコミュニケーションの一環で、描き上げると必ず見せに来る。言葉でうまく言えない分、自分の気持ちを絵にしている」と話す。
 個展をプロデュースする仙台市のデザイナー本多幸代さんは「形にとらわれないオリジナルのアートが人の心を打つ。見る人のイメージが膨らむ作品を展示したい」と準備を進める。
 個展は平日午前10時〜午後3時。


関連ページ: 宮城 社会

2019年08月15日木曜日


先頭に戻る