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有志で盆まつり盛況 恒例行事中止を乗り越え 宮城・涌谷

町民有志で開催した夏祭りで盆踊りを楽しむ参加者

 宮城県涌谷町で50年以上続き、人手不足で今年中止になった「わくや夏まつり」の代替となる「お盆まつり」が14日、同町であった。町民有志が規模を縮小して企画、開催した祭りに約2000人が集まった。
 町役場駐車場に特設会場を設置。涌谷高美術部と地元の児童が制作した絵灯籠の飾り付けや踊り保存会の演舞、太鼓の演奏があった。町民らは浴衣姿で地元に伝わる盆踊りを楽しんだ。
 今年のわくや夏まつりは人手不足で準備が間に合わないとして、町観光物産協会を中心とした実行委員会が中止を決定。一方、町役場周辺の商店街店主らが6月、有志での開催を決意し、町や地元ライオンズクラブなども協力した。
 有志のまとめ役の「ひらた食堂」の平田康明さん(58)は「夏祭りがなくなるのは寂しいという声を聞き、準備を進めた。身の丈に合った手作りの祭りを楽しんでもらえたと思う」と話した。
 遠藤釈雄町長は「町民が祭りを楽しみにしていることが分かった。来年、新たな形で開催できるように考えたい」と話した。


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2019年08月16日金曜日


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