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幽玄 美女と鬼演じる 岩手・平泉の中尊寺で薪能

幻想的な舞が演じられた薪能

 中尊寺薪能が14日夜、岩手県平泉町の中尊寺白山神社能舞台であった。観客約800人が、かがり火に照らし出された幽玄の世界に浸った。
 美女に化けた鬼が武将を宴席に誘って襲い掛かる「紅葉狩」を上演した。能楽師佐々木多門さんが美女と鬼を演じ、優美な舞を披露した。
 狂言「昆布売(こぶうり)」は大名の従者にさせられた昆布売が道中で太刀を抜き「昆布を売れ」と脅す筋立て。昆布売役で人間国宝野村万作さん、大名役で萬斎さんが親子で共演した。
 埼玉県狭山市から訪れた小学校教員古谷彩美さん(33)は「薄暗く青い夕闇やパチパチ鳴るかがり火、演者の華やかな衣装と全てが一体になった舞台だった」と話した。


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2019年08月16日金曜日


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