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<甲子園>東北勢12年連続8強狙う 仙台育英・八戸学院光星・鶴岡東

鳴門戦で右中間へソロ本塁打を放ちガッツポーズをしながら塁を回る仙台育英の小濃(右)=14日、甲子園

 東北勢は前回まで11年連続で準々決勝に進んでおり、今大会は八戸学院光星(青森)仙台育英、鶴岡東(山形)の3校が8強入りを目指す。

 3校は2試合とも継投で3回戦に進出した。近年は複数投手の起用で勝ち上がるのが主流。試合日の間隔が短くなる大会終盤に向けて、継投は大きな武器になる。
 打線も好調だ。八戸学院光星と仙台育英は2試合連続2桁安打をマーク。鶴岡東は2試合3本塁打と強打が自慢で、2回戦は選抜大会準優勝の習志野(千葉)を破った。
 直近10大会の東北勢の成績は表の通り。この間、毎年8強入りした地域は東北と関東のみ。悲願の甲子園初制覇へ、東北勢は聖地で存在感を増している。
 2011、12年は光星学院(現八戸学院光星)15年に仙台育英、18年に金足農(秋田)がそれぞれ準優勝した。
 光星学院は北條(阪神)田村(ロッテ)を中心とした強力打線が爆発。仙台育英は投打のバランスが優れ、主戦佐藤世(元オリックス)と遊撃平沢(ロッテ)を中心に難敵を撃破した。金足農は主戦吉田輝(日本ハム)の活躍が記憶に新しい。いずれも個性あふれるチームでファンに強い印象を残した。
 東北にとって一番の脅威は、強豪校や伝統校がひしめく関東と近畿だ。直近10年間の東北の準優勝校はいずれも関東か近畿の学校に敗れた。11年以降は関東と近畿で優勝を分け合っている。両地域の厚い壁を越えない限り悲願達成は難しいだろう。(剣持雄治)


2019年08月16日金曜日


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