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<仙台市議選>政党対決色さらに 新人増で顔触れ変化も

9日間の激闘が始まった仙台市議選。投票を呼び掛けるポスターが市地下鉄の駅などに掲示された

 仙台市議選は16日に告示され、25日の投開票に向け、9日間の選挙戦が始まった。定数55に対し、計69人が立候補。政令市移行後、最少だった前回2015年より3人多く、新人は5人増となった。政党対決の様相が強まり、一部選挙区は顔触れが変わる。激戦の構図を選挙区別に紹介する。

 青葉、党公認16人

 青葉区(定数15)は現職14人、元議員1人、新人4人が立候補した。有権者24万5700人を抱える最大選挙区。引退する現職がいない中、自民、共産が主戦論で新人を擁立し、国民民主の新人1人も初参戦する。党公認が16人を占め各党の攻防が激しさを増す。

 宮城野、保守票争う

 宮城野区(定数10)は現職9人に元議員1人、新人5人が挑む。無所属5人のうち、3人が自民推薦を得た。自民現職3人を含め、保守票の激しい争奪戦が繰り広げられる。前回は市内最低の投票率33.21%を記録した。有権者の関心度も得票に影響しそうだ。

 若林、少数激戦に

 若林区(定数7)は現職6人、新人3人が争う少数激戦の構図。自民推薦を得た無所属新人の動向が情勢を左右する。東日本大震災の被災地を抱える選挙区。市地下鉄東西線荒井駅の周辺で住宅開発が進み、人口増加が著しい。無党派層への浸透も得票に影響する。

 太白、票が流動化

 太白区(定数12)は現職7人、元議員1人、新人6人の計14人がせめぎ合う。前回の上位3人が国政や県政に転出し、2人が引退。顔触れが大きく変わり、票の行方が流動化する。選挙区内随一の票田、長町地区での集票を狙い、各候補者の攻防が激化する。

 泉、投票率も鍵

 泉区(定数11)は現職10人、新人2人が議席を争う。元議長の無所属現職が引退。立憲民主が新人を擁立し、旧民主の無所属現職2人と支持票を奪い合う。公明が前回獲得した初の2議席を死守する。住宅地が広がり、無党派層が多い選挙区。投票率も鍵を握る。


2019年08月17日土曜日


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