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<入試のツボ>日本の現状 学習必要

◎公立高教科別対策(3)社会

 ここ数年の公立高入試を振り返ると、出題の形式にほぼ変化はなく、記号選択と語句解答、文章記述が中心だ。
 一方、今春の入試では長年出題されなかった作図問題も復活した。関東地方と中部地方の境界線を記入する内容で、都道府県を地図上で正しく認識していることが求められた。
 入試に向けた社会の対策は、実はこの問題を例にすると分かりやすい。
 小学生の頃から慣れ親しんでいるはずの日本地図だが、中学3年生になっても47都道府県を地図上で認識できていなかったり、都道府県と県庁所在地名が一致しなかったりする生徒が確実にいる。それでは点数を取りにくい。
 全国的に知識を運用する力を試す問題が増えているとはいえ、知識があることが前提だ。まずは覚えるべきものを確実に覚え、スムーズにアウトプットできるようにする必要がある。問題を繰り返し解き、生じる疑問を解消していこう。
 次は資料の読み取りだ。記号選択問題も文章記述問題も与えられた資料を正しく読み取り、知識と組み合わせることが必須で、差がつきやすい。
 特に文章記述の形式で出題された場合は思考力、判断力、表現力が全て試される。高得点を狙うには、早めに対策する必要がある。
 社会という教科の特性上、自分の生活している社会、世相を反映しやすいことを忘れてはならない。東京五輪や少子高齢化と社会保障など日本の現状について詳しく学習しておく必要がある。
(河合塾NEXT泉中央教室・進藤誠教室長)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2019年08月17日土曜日


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