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東北大、プラごみ減に注力 大学で初めて国の連携組織に参加

ペットボトル削減を目指して東北大の会議室に設置されたウオーターサーバー

 東北大は、深刻な海洋汚染につながるプラスチックごみの削減を進める国の連携組織「プラスチック・スマート」フォーラムに全国の大学で初めて参加し、リサイクルや分別回収の徹底に力を入れている。再資源化や新素材の研究開発など東北大らしい社会貢献にも取り組んでいる。

 フォーラムに参加した3月以降、大学生協が運営する一部店舗でプラスチックストローの使用を自粛し、学内で出る資源ごみの売却による再資源化を始めた。
 大学本部が開く評議会や部局長会議でペットボトル飲料の配布をやめ、主な会議室などにウオーターサーバーを設置した。
 東北大版「持続可能な開発目標(SDGs)」の一環として、秋にはリサイクルや再資源化、代替素材、海洋汚染防止の技術研究に産業界と連携して取り組む学内組織も立ち上げる。
 原信義副学長は「海外に輸出される日本の事業ごみが社会問題になっている。学生や教職員の意識改革と、東北大発の新たな研究につなげたい」と話す。
 「プラスチック・スマート」フォーラムは、NPOや非政府組織(NGO)、自治体、企業などが連携して海洋プラスチックごみ問題の解決を進めるための枠組み。仙台市など全国329団体が参加している。


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2019年08月17日土曜日


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