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震災遺構の仙台・旧荒浜小 来館20万人で記念品

高橋室長(右)から記念品を受け取る佐藤さん親子

 東日本大震災の遺構として一般公開されている仙台市若林区の旧荒浜小の来館者数が17日、20万人に達した。
 20万人目になったのは福島市の会社員佐藤恵一さん(46)と長女の福島市清水小3年凛乃さん(9)。仙台市防災環境・震災復興室の高橋輝室長から記念品として、震災前後の沿岸部の思い出や活動を描いたミニ漫画付きの「海辺のメモリアルソーダ」が贈られた。
 恵一さんは「震災の時、長女は生まれたばかりだったが、遺構を見て当時を体感できる。つらい体験をした人がいることを知って、思いやりのある人に成長してほしい」と話した。
 荒浜小は鉄筋4階建ての校舎で、津波が押し寄せ1、2階が浸水した。児童や教職員、地域住民ら計約320人が屋上に避難し、救助された。七郷小と合併のため閉校後、市が校舎を2017年4月から震災遺構として一般公開している。
 来館者は1年3カ月後の昨年7月下旬に10万人に達し、それよりも早いペースの約1年で次の節目を迎えた。


2019年08月18日日曜日


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