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ピッチに響く軽快な音色 J1仙台の試合前に中学生が吹奏楽演奏「ソフトバンク東北絆CUP」

仙台−川崎戦前にグラウンドで演奏する生出中吹奏楽部の生徒

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の中学生に吹奏楽演奏の機会を提供する「ソフトバンク東北絆CUP」(ソフトバンク主催)が17日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台(ユアスタ仙台)であり、サッカーJ1仙台−川崎の試合前に仙台市生出中(太白区)の吹奏楽部が演奏を披露した。
 1〜3年の部員17人と、指導に当たった日本フィルハーモニー交響楽団(東京)のトランペット奏者奥田敏雄さん(45)が、グラウンド上でアニメ「ルパン三世」のテーマ曲を演奏。軽快なリズムを奏で、詰め掛けた観客を盛り上げた。入場ゲート前でもルパン三世と、歌手嶋大輔さんの「男の勲章」を演奏した。
 3年の吹奏楽部長太田真沙斗さん(14)は「大勢の観客がいてすごく緊張したが、練習で教わった通りに演奏できて楽しかった」と笑顔で語った。
 奥田さんはインターネットで部員の演奏を聞き、アドバイスを送ったほか、12日には実際に生出中に赴き、音の出し方などを直接教えた。奥田さんは「集中して演奏できていた。皆でまとまって一つのことを成し遂げるという意気込みが伝わった」とたたえた。
 震災復興支援活動の一環で、今後もユアスタ仙台でのホーム戦4試合で岩手、宮城、福島の中学生が演奏する。今月24日に大船渡市大船渡中、9月28日にいわき市好間中が出演する。


2019年08月18日日曜日


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