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<ベガルタ>長沢発奮、絶妙2発 7戦ぶりにFW得点、最前線が息吹き返す

仙台―川崎 後半9分、平岡のパスを受け、相手DFに競り勝ち、同点ゴールを決める仙台・長沢(左)(小林一成撮影)

 王者から6年ぶりの白星は奪えなかったが、仙台の最前線が息を吹き返したのは大きな収穫だろう。FW陣の6戦連続無得点の暗雲を晴らしたのは長沢。192センチの高さに頼らずとも、DFとの絶妙な駆け引きで2点を奪ってみせた。
 0−1の後半9分。平岡のロングボールに反応し、裏へ飛び出す。トラップ後は相手センターバック(CB)に体をぶつけ、巧みにシュートコースを確保。「打つ前から『点が取れるな』という感じはあった」とのイメージ通り、GKとの1対1を冷静に制した。
 後半19分の逆転弾はオフサイドぎりぎりのタイミングで裏へ抜け出した。お膳立てしたのは、パスカットからドリブルで持ち上がった金正也。渡辺監督は「いい守備から攻撃に転じ、ストライカーが点を取ったのはチームにとって非常に大きい」と評価した。
 確かな狙いがあった。川崎は主力のCB2人がそろって出場停止。不慣れなコンビの隙を突こうと、平岡は前半にもロングパスを試みていた。指揮官は「(1点目は)ああいう形はラフにだが、狙っていた」とうなずく。
 長沢にとっても約2カ月半ぶりのゴール。6得点のうち5得点はユアスタ仙台で挙げている。次節の湘南戦もホーム。勢いを取り戻したストライカーは「次は勝ち切る」と力強く語った。(斎藤雄一)


2019年08月18日日曜日


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