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<パラトライアスロンW杯>気仙沼出身・谷は2位 東京パラテスト大会、水質悪化でデュアスロン

女子(運動機能障害)で2位だった谷のラン

 パラトライアスロンのワールドカップ(W杯)は17日、来年の東京パラリンピックのテスト大会を兼ねて東京・お台場海浜公園で行われ、運動機能障害PTS4で、女子の谷真海(サントリー、気仙沼市出身)が1時間15分14秒で2位となり、男子の宇田秀生(NTT東日本・NTT西日本)は59分22秒で4位だった。
 大会は水質の悪化でスイムを取りやめ、ランとバイクのデュアスロンとして実施された。

苦手バイクの出遅れ響く 義足変更も実らず

 谷がもがいている。東京パラリンピックで一つのクラスとなる、障害の軽いPTS5を合わせれば、順位は完走した8人中7番目。「結果は今の実力通り」。苦笑いを浮かべるしかなかった。
 苦手のバイクで遅れた。第1ランで力を入れ過ぎた影響もあり「途中で疲れ切った」。第2ランに余力はなく、棄権を避けるのが精いっぱいだった。
 今年取り組んできた、ラン用の義足をバイクにも使う作戦をやめた。5月の横浜大会と、パラリンピック選考レース初戦となった6月のモントリオール大会の世界シリーズ2戦で惨敗。義足付け替えのタイムロスを減らす効果よりも、バイクがこぎにくくなる弊害の方が大きいと、見切りを付けた。
 それでも、バイクで同じPTS4の選手に2分以上遅れた。「バイクに集中して強化してきたのに、今回も後れを取った。(結果が出るまで)ちょっと時間がかかる感じがする」と吐露する。
 テスト大会の収穫と言えば、酷暑や、前日の試泳で水質の悪さを体感できたくらい。現時点でパラリンピックのメダルは遠く、出場も保証されない。「もし来年出場できるなら、まだ時間はある。そう信じてあと1年やっていくしかない」。自分に言い聞かせるようだった。
(佐藤夏樹)


2019年08月18日日曜日


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