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<甲子園>仙台育英4強逃す 最後まで声援絶えず、生徒ら750人選手たたえる

1回の好機に飛び跳ねて声援を送る仙台育英応援団

 兵庫県西宮市の甲子園球場で18日にあった第101回全国高校野球選手権大会準々決勝で、宮城代表の仙台育英は星稜(石川)に大敗し、4年ぶりの4強入りを逃した。悲願の優勝こそ果たせなかったが、三塁側スタンドでは、生徒や関係者約750人が最後まで声援を送り続けた。

 試合は序盤に大量リードを許す苦しい展開。四回に小濃塁のソロ本塁打で1点を返したが、終盤にも大量失点し1−17で敗れた。
 仙台育英は、千葉蓮主将やエースの大栄陽斗をはじめ、系列校で中学軟式野球の強豪、秀光中教校(仙台市)出身者がメンバーに多く名を連ねる。須江航監督も2年前まで秀光中教校で指揮を執っていた。スタンドでは、中学時代から共に野球に打ち込んできた野球部員も声をからした。
 千葉涼平さん(3年)は、宮城大会前にファーストミットを壊した千葉主将に自分のミットを渡した。同じ一塁手で一緒にノックを受け、1年の時は寮で同室だった仲間に思いを託した。「負けてしまったけれど、最後まで力を出してくれた。ここまで勝ち進んでくれて、感謝しかない」。真っ赤な目で語った。
 秀光中教校は5年前に西巻賢二(現東北楽天)らを擁して全国制覇。紺野泰雅さん(3年)は、2学年上の先輩の活躍に、大いに刺激を受けたことを今でも覚えている。「自分たちも全国優勝しようと話した。6年間切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間と甲子園に来ることができて幸せだ」と振り返った。


2019年08月19日月曜日


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