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バングラ女性手作りの繊細な刺しゅう、買って支援 仙台三越・20日まで

バングラデシュ伝統の刺しゅうを施した雑貨が並ぶ会場

 途上国を支援する一般社団法人「フェアトレード・ロシュン」(東京)が、バングラデシュの女性が作った刺しゅう雑貨の展示販売会を仙台市青葉区の仙台三越で開いている。農村で暮らす女性が手仕事による収入を得ることで自立を促す。20日まで。
 本館2階の会場には、自然をモチーフにした柄を描く伝統の「ノクシカタ刺しゅう」のクッションカバーや小物入れ、シャツ計約200点が並ぶ。草木染の木綿や絹の布、糸を使って優しい風合いに仕上げた。各商品の刺しゅうは1人で担い、人気の1メートル四方のクロスは製作に10カ月かかる。
 法人の代表理事馬上慎司さん(65)と妻の美恵子さん(63)が1980年代、青年海外協力隊員として同国に入った際、古い布を再利用するために施していた刺しゅうに魅了された。帰国後、途上国製品を適正価格で購入し支援するフェアトレードを開始。女性たちに技術指導をして日本人向けの商品を開発した。
 慎司さんは「刺しゅうは日本の刺し子のように、柄以外の布地にも細かく入っている。繊細な手仕事を感じてほしい」と来場を呼び掛ける。仙台で初めての販売会は14日始まった。最終日は午後7時半まで。


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2019年08月20日火曜日


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