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地下鉄仙台駅で人身事故 南北線、一時運転見合わせ

接触事故があった車両を調べる県警や市交通局の関係者ら=19日午後5時5分ごろ、市地下鉄南北線仙台駅

 19日午後4時20分ごろ、仙台市地下鉄南北線仙台駅で、仙台市内の10代の少年がホーム柵を乗り越えて線路に飛び込み、富沢行きの列車と接触した。救出作業などのため、南北線は全線で約1時間運転を見合わせ、約1万2000人に影響した。
 仙台中央署によると、少年は腰を骨折するなどの大けがをしたが、命に別条はないという。同署は少年が自殺を図ったとみている。
 市交通局によると、少年に気付いた運転士がブレーキをかけたが、間に合わなかった。同局は事故後、仙台駅ホームへの入場を規制し、JRの代替輸送を案内した。
 同駅は運転再開を待つ利用客らで一時騒然となった。アルバイトのため泉中央駅に向かっていたという青葉区の男子大学生(21)は「他の交通手段は時間がかかるため、運転再開を待つしかない」と話した。
 周辺の駅でも影響が広がった。改札への入場を制限した北仙台駅では、バスやタクシー乗り場の前に長い列ができ、停車中の地下鉄車両内で待つ人もいた。
 富谷市の尚絅学院大4年文屋実さん(22)は「約1時間待っているが、運転が再開せず困っている」と疲れた様子だった。
 市交通局によると、南北線で各駅に可動式ホーム柵を設置した2009年度以降に人身事故が起きたのは、15年6月に五橋駅で男性が線路に侵入し、はねられ大けがをして以来。


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2019年08月20日火曜日


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