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<仙台市議選>政治の話題、気軽にトーク タブー視に一石「距離縮める」

中小企業の支援策を話し合ったパネル討論会=6日、仙台市青葉区

 25日投開票の仙台市議選で、若者が市政や政治を考えるイベントが相次いでいる。16日の告示前は立候補予定者との討論会や若者同士の座談会が開かれ、選挙戦最終日の24日にも市議選を語る会がある。いずれも気軽に参加できる「ハードルの低さ」が魅力。日常会話で政治の話題をタブー視する風潮に一石を投じる。

 告示を10日後に控えた今月6日、青葉区一番町のコミュニティースペースで、仙台の経済をテーマにしたパネル討論会があった。立候補予定者4人と大学生3人、20代の経営者2人が登壇し、地元中小企業の支援策などを語り合った。
 学生らは「全国から多様な人材を集めたい中小企業への支援策が必要」と提案し、立候補予定者は「経営者の高齢化による廃業を防ぐため、事業継承の仲介を支援する」などと応じた。
 会場の運営会社代表で、討論会を主催した山崎孝一郎さん(24)は「政治は難しいと思い込んで遠ざける若者が多い。今後もイベントを開き、若者と政治の距離を縮めたい」と語った。
 8日は青葉区の市市民活動サポートセンターで、若者による座談会「仙台市議選を語っちゃお」があった。学生グループ「せんだい未来会議」が主催した。
 参加したのは大学生4人と社会人2人。「争点が分からない」「候補者が多く、顔を知っている人に投票することになりそう」と率直な意見が飛び交った。
 前回2015年の市議選で配られた選挙公報を読む時間もあり「『安全・安心』など似たような言葉が多い」などと批評した。
 同様の座談会は投開票前日の24日、青葉区の交流施設「ファイブブリッジ・ワン」でもある。「政治を気軽に語るカフェ コーヒー・ハウス」と銘打ち、市議選をテーマに若者が気になることなどを語り合う。
 主催するNPO法人メディアージの漆田義孝常務理事(36)は「政治の話をタブー視する空気が世間にある。関心の有無や知識の多寡に関係なく、気楽におしゃべりがしたい」と話す。
 連絡先はNPO法人メディアージ080(5220)7739。


2019年08月21日水曜日


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