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広瀬川に祈りの光輝く 仙台で灯籠流し

亡き人への思いを込め、川面に光を揺らす灯籠=20日午後6時45分ごろ、仙台市若林区の宮沢橋付近

 故人に思いをはせる「広瀬川灯ろう流し」(実行委員会主催)が20日、仙台市若林区の広瀬川河川敷であり、赤や朱など色鮮やかな灯籠が川面を彩った。
 雨上がりの宮沢橋近くの会場に、約4万人が集まった。先祖供養や家内安全などの願いを託した約2000個の灯籠が流され、来場者は静かに揺れながら遠ざかるともしびを見つめた。
 父を亡くした1994年から毎年、灯籠を流しているという泉区の会社員佐藤洋子さん(53)は「亡き両親や弟の供養に来た。何が何でもという強い思いで続けている」と話した。
 広瀬川の灯籠流しの起源は江戸時代にさかのぼる。一時途絶え、再開した90年から仙台の昔の送り盆とされる8月20日に毎年開かれ、今年で30回目を迎えた。


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2019年08月21日水曜日


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