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<楽天>エース岸が逆転許す 7回に失点、落胆

7回、勝ち越しを許し降板する東北楽天・岸

 険しい表情でマウンドを降りるとグラブと帽子をベンチに投げ捨てた。東北楽天の先発岸は七回に2本の適時二塁打を浴びて無念の途中降板。チームが今季負け越しているロッテとのカード初戦を託された右腕は、期待に応えられず悔しさを隠し切れなかった。
 2−1の七回1死一塁、代打角中の鋭い打球が一塁ベースに当たり、右翼手の前方にゆっくりと転がっていった。その間に、ランエンドヒットを仕掛けていた一走岡に一気に本塁を陥れられて追い付かれた。
 続く代打田村(青森・光星学院高出)の三ゴロで2死三塁となり、打率3割越えの荻野にチェンジアップを左越えへ勝ち越しの適時二塁打を許し、2番手高梨に交代した。「この回は投げ切りたかった」。ロッテ先発石川との投げ合いに敗れたエースは肩を落とした。
 1軍復帰後、2試合目の登板となったが「悪くなかった」と本人が言うように、全体的な投球内容は良かった。直球を軸にカーブ、チェンジアップを自在に操って六回まではロッテ打線を4安打1失点に抑えた。
 伊藤投手チーフコーチも「試合はしっかりつくってくれた」と評価した。それだけに突如崩れた七回の投球が惜しまれる。(伊藤卓哉)


2019年08月21日水曜日


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