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<E番アナの応援席>若手の正捕手争い 対照的な堀内と太田

ポジションを争う堀内(左)と太田。2人の成長にかかる期待は大きい
[すごう・しょうへい]大船渡市出身。岩手・一関一高−慶大卒。2012年4月、東北放送入社。アナウンサーとして「TBCパワフルベースボール」などの番組を担当。小学4年から高校まで野球に打ち込んだ。趣味は高校野球観戦、映画鑑賞。29歳。

 混戦のパ・リーグ。今季は最後の最後まで展開が読めません。各球団のファンも試合結果から目が離せない日が続いていることでしょう。東北楽天は8月に入って2度のサヨナラ勝ちと粘り強さが戻り、渡辺佳明内野手や和田恋外野手といった新戦力の若手が活躍する試合も出てきました。
 捕手でも若手の起用が目立ちます。今季はチーム方針として、嶋基宏捕手に次ぐ若手の育成を重視。堀内謙伍、太田光の両捕手が出場機会を増やしています。2人にはどんな特徴があるのでしょうか。
 光山英和バッテリーコーチは「基本的なことを1軍レベルでこなせるのが堀内」と評価します。4年目の堀内は「まだ実力で出場しているとは言えず、1日1日必死にやっている」と現状には満足していません。落ち着いた口ぶりで守備面の課題を挙げ、それを乗り越えた先にレギュラーが見えてくると話してくれました。
 一方の太田。「ブロッキングなどまだ課題もあるが、試合の中でびっくりするスローイングや打撃をする。堀内に勝る、光るものを見せる」と光山コーチ。太田は「試合では頭が回転して、普段できないことがやれる。もっと全体的にプレーの水準を上げていきたい」と語り、基本的な部分での課題に触れながら、試合の中でつかんだ手応えを口にしていました。
 3年間積み重ねてきた基礎を試合で発揮している堀内、1年目ながら試合で類いまれな潜在能力をのぞかせる太田。数字での評価が難しい捕手というポジションを争う中で、それぞれ異なる個性がどう作用するのか。肩の強さや配球、投手からの信頼といった観点に加えて、2人の考え方や人間性に思いをはせると若手捕手の争いもさらに興味深いものになりそうです。
(東北放送アナウンサー・菅生翔平)


2019年08月21日水曜日


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