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介護福祉士修学貸付金、2965万円手続き未処理 宮城県が96〜06年度就業確認怠る

 宮城県は21日、1996〜2006年度に、介護福祉士を目指す学生向け修学資金を貸し付けた卒業生の就業状況の確認などを怠り、返済や免除の手続きをしていなかったと発表した。対象は34人に上り、貸付総額は計2965万円に達する。
 同日の県議会保健福祉常任委員会で明らかにした。県長寿社会政策課によると、担当者の引き継ぎがあった5月ごろ、手続きをしていない未処理分が見つかった。就業状況を示す書類や督促の有無を確認し、34人が該当していた。制度は07年度から県社会福祉協議会が対応している。
 修学資金の貸付金では、看護学生向けでも同様の手続き未処理が16年に発覚した。3年後の現在も26人の住所が把握できず、計1748万円の返済が滞る。
 保健福祉部の伊藤哲也部長は「未処理となっていた貸付金について管理が甘かった。追跡調査を徹底したい」と陳謝した。
 貸付金制度は看護師や介護福祉士の県内定着を図るのが目的。卒業後1年以内に資格を取得し、県内の病院などで5〜7年間働くと返済が免除になる。


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2019年08月22日木曜日


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